【体験型ゲーム】PSI’sシリーズ

はじめに

2016~2018年度学園祭のクラス企画で展示した体験型ゲーム(PSI’sシリーズ)を紹介します。

概要

超能力者部隊PSI’sの一員として戦う、教室を丸ごと使った体験型ゲーム。
「ここでしかできないゲーム作り」を目指して、3年間にわたり開発を続けました。

【製作期間】2016年4月 ~ 2018年11月

【担当】企画、ゲーム開発

【ツール】Unity、Leap Motion、VIVE Tracker、透過スクリーン、電飾

「楽しい」といったらゲーム!せっかくなら画面を超えてみよう!という流れでつくっちゃいました。
この作品をきっかけに「空間を作りたい!」と思うようになりました。

アルバム

2016年度学園祭(1作目)のプレイ動画です。
PSI’sの新人としての初めての戦いを描きました。
作ろうと思ったきっかけは、LeapMotionとの出会いと凹さんの記事でした。
2017年度学園祭(2作目)のプレイの様子です。
ハロウィンに現れたおばけたちとの戦いをイメージしました。
透過スクリーンを用いたAR化によって、家庭用モニタでは実現できない体験を提供しました。
2018年度学園祭(3作目)のプレイの様子です。
悪の大富豪・エハラとの最終決戦を描きました。
対人戦機能によって、期間(時間)的にもここでしかできない体験を提供しました。
PSI’sシリーズの歴代ロゴです。
クラスメイトの協力なしには、PSI’sシリーズは実現できませんでした。
本当にありがとうございました!

おまけ

PSI’s用触覚デバイス:制限触覚。
ペルチェ素子とEMS(Electrical Muscle Stimulation)によって熱・電気刺激を与える。

プロトタイプ段階で終わってしまった「PSI’s用触覚デバイス:制限触覚」を紹介します。

多くのゲームでは魔法などの攻撃に対して、MP(Magic Point)消費などの代償が必要になります。

「体験型ゲームであるPSI’sでは、代償も体験できるようにしたらどうか?」
と考え、攻撃に応じた熱・電気刺激を与えるデバイスを開発しました。

取り付けや有線ケーブルの煩わしさ、ペルチェ素子の冷却効率等の問題があり展示はできませんでしたが、VRと組み合わせた触覚の仮想化を目指していつか再開発できればと考えています。